当院で扱う主な症状・疾患
てんかん
てんかんとは、脳の神経細胞が過剰に興奮するために生じるてんかん発作が反復性におこる病気です。
脳には色々な機能が備わっているので、発作の起こる部位により多彩な症状が出現します。一般には、てんかんは意識を失い、けいれんを起こすものと思われやすいですが、意識がある発作やけいれんのない発作など様々な症状が起こり、発作のタイプによって抗てんかん薬を選択します。
てんかんは子供から高齢者までどの年代の人にも発病し、決してまれな病気ではありません。思春期までに50%以上が発病しますが、60歳以上で再び発病率が高くなります。これは高齢者で多くなる脳血管障害などが背景にあると考えられており、特に高齢者のてんかんは認知症と誤って診断される場合もあります。
脳波検査につきましては、当院では実施できないため他院へ依頼しております。